日立ヘルシーシェフのMRO-W10AとMRO-W10Zの違いを比較しました。
大きな違いはMRO-W10Aに熱風旨み焼きが搭載されていることです。MRO-W10Zにはついていない機能になります。
そのほかの機能や見た目の特徴を比較したところ、さらに4つの違いがあることが分かりました。
熱風旨み焼きがどんな機能なのかについてもまとめましたので参考にしてください。
MRO-W10AとMRO-10Zの違い
MRO-W10Aは2022年7月に発売されたヘルシーシェフシリーズの最新モデルです。
MRO-W10Zは2021年10月に発売されたもので、MRO-W10Aの型落ちモデルになります。
見た目は同じですね。
MRO-W10A |
MRO-W10Z |
MRO-W10AとMRO-W10Zで大きく違うのは熱風旨み焼き機能の有無です。
そのほかにも、メニュー数や2品同時あたための時間、トーストの時間、庫内とテーブルプレートの色に違いがありました。ひとつひとつ説明していきますね。
MRO-W10Aは熱風旨み焼き機能がついている
MRO-W10Aには「熱風旨み焼き」という新しい機能が搭載されました。
これは、自動で肉料理をベストな状態に焼き上げてくれるというものになります。
メニューは17個。牛肉、豚肉、鶏肉をつかった17種類もの料理をヘルシーシェフにおまかせで簡単に作ることができます。
熱風旨み焼きについては、下でさらに詳しく説明しています。
メニューの数が違う
MRO-W10AとMRO-W10Zは内蔵されているメニューの数が違います。
多い方にマーカーを引いてみました。
MRO-W10A | MRO-W10Z | |
---|---|---|
レシピ数 | 312 | 315 |
オートメニュー数 | 265 | 268 |
熱風旨み焼き | 17 | ー |
野菜シャキシャキメニュー | 11 | 8 |
クックパッド殿堂入りレシピ | 49 | 57 |
食品メーカーコラボレシピ | 31 | 32 |
簡単プラボウルメニュー | 80 | 77 |
スピードメニュー(10分メニュー) | 79 | 77 |
最短1分スピードメニュー | 8 | 8 |
ノンフライ | 23 | 27 |
セットメニュー | 朝食 | おかず、朝食 |
熱風旨み焼きはMRO-W10Aに新たに備わった機能ですので、MRO-W10Zにはメニューがありません。
それ以外のメニュー数にはほとんど違いはありません。MRO-W10Aになって数が減ったものもありますが、両機種とも充実しています。
MRO-W10A |
MRO-W10A |
MRO-W10A |
MRO-W10Aは2品同時あたための時間が短縮
「2品同時あたため」は重さや温度の違う2品を同時に温めることができる機能です。
従来モデルのMRO-W10Zにも備わっている機能ですが、MRO-W10Aではさらに進化を遂げてあたため時間が短くなりました。
冷凍ごはん150gと冷蔵野菜いため200gを一緒にあたためるなら
・MRO-W10Aでは約5分
・MRO-W10Zでは約5分50秒
MRO-W10Aのほうが約50秒ほど時短になります♪
MRO-W10Aはトーストの時間が短縮
オートメニューのトースト(要裏返し)もMRO-W10Zでは約7分かかっていたところが、MRO-W10Aでは約5分に短縮されています。
レンジでパン焼く人にとって、朝のこの2分は大きいです!
庫内とテーブルプレートの色が違う
MRO-W10Aは庫内とテーブルプレートの色が黒です。
MRO-W10Zは庫内両側面と底面、テーブルプレートが白色になっています。
白は明るい色で調理中の庫内が見えやすく、汚れも見つけやすいという利点がありますね。
こまめに拭いて、きれいに保ちたい方はお手入れがしやすいと思います。
逆に汚れが目立ちやすいということでもありますので、黒と白のどちらがいいかは使う方の好みによるところになりそうです。
どちらの機種も庫内側面はシリコン塗装。汚れがつきにくく落ちやすくなっています。お手入れがラクなのはありがたい♪
熱風旨み焼きとは?
熱風旨み焼きは肉料理を自動で調理する機能です。
ヘルシーシェフが、レンジ、オーブン、過熱水蒸気、グリル機能を駆使して勝手に焼き上げてくれます。
セラミックプレート(テーブルプレート)と焼き網をセットしたら、下味をつけた食材を焼き網の上にのせるだけ。
焼き加減や火の通り具合を調節するためにつきっきりになる必要がありません。
しかも、お肉は冷凍や冷蔵の状態からでも調理OK!
赤外線センサーで表面温度を判断してレンジ加熱してくれます。
オーブンと過熱水蒸気の熱風でお肉を包み込み、グリルで一気に加熱。
中は旨みを閉じ込めてジューシーに。外はこんがり香ばしく焼き上げてくれます。
MRO-W10A |
最初にタッチパネルを操作するだけで、ベストな焼き加減の肉料理を作ることができるなんて嬉しい機能ですよね。
その間に他の料理や後片付けができるのはすごく助かります。
かたまりのお肉も焼けますので、パーティー料理を作るときにも活躍すること間違いなしです。
MRO-W10AとMRO-W10Zの機能や特徴の違いのまとめ
MRO-W10AとMRO-W10Zの機能や特徴を比較してみたところ、以下のような違いが見つかりました。
- MRO-W10Aには熱風旨み焼き機能がある
- メニューの数が違うが、どちらの機種もメニューは充実
- MRO-W10Aの2品同時あたための時間が短縮
- MRO-W10Aのトーストの時間が短縮
- 庫内やテーブルプレートの色がMRO-W10Aは黒、MRO-W10Zは白
熱風旨み焼きとはお肉をヘルシーシェフが自動で焼いてくれる機能でした。
火加減の調節が難しい肉料理。簡単に生焼けなどの失敗なく作りたい!という方にはMRO-W10Aがおすすめです。
時間の短縮になるので、2品同時あたためやトースト機能をよく使うであろう単身赴任や一人暮らしの方もMRO-W10Aのほうが向いていると思いました。
MRO-W10A |
また、庫内とテーブルプレートの色にも黒と白の違いがありました。
汚れがこびりつく前に早めにお手入れしておきたい方は、白を採用しているMRO-W10Zがよさそうです。
汚れを目立たせたくない方は黒のMRO-W10Aがいいですね。
熱風旨み焼きを使う予定がないのであれば、型落ちでお安くなったMRO-W10Zにするのもありかと思います。メニューはMRO-W10Aに劣らず十分な数があります。
MRO-W10Z |
本体外側の色は両機種とも同じ黒のみ。
サイズや重さにも違いがなく見た目はほぼ同じになりますので、熱風旨み焼きと2品同時あたためやトースト機能をよく使うかどうかで選ぶのが良さそうです。